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【重要】子供が不登校になった親が最初にやるべきこと

もしあなたのお子さんが不登校になったら、あなたは最初に何をしますか?

不登校の原因を考える?学校の先生や心理カウンセラーに相談する?そんなことよりもまず最初にやるべきことがあります。

うちの子に限って大丈夫と思っている親御さんも中にはいるでしょうが、誰にでも不登校になる可能性はあります。それが小学生か、中学生か、高校生かは人それぞれですが。

皆さんはZ世代(1990年代半ば~2010年代初めまでに生まれた人;2022年時点で12歳~27歳位)の抱える最大の問題って何だかわかりますか?

それは「メンタルヘルスの問題」なんです。

コロナで先行き不透明になったこと、普通に学校で友人と会えなくなったことなどから、世界中の子供や若者の間でメンタルヘルス問題が急激に拡大しています。

米国心理協会の調査では、米国の18歳~23歳の若者の約70%が2019年にうつ病の症状を呈しているとの驚きの結果も出ています。

今回は「子供が不登校になった親が最初にやるべきこと」について、自身の失敗経験も含めて解説していきます。

【目次】

1.不登校になった子供の気持ちに120%寄り添うこと

2.親自身がやりたいことをやり楽しく生きること

3.子供の将来は心配ない!と親自身が思い、潜在意識に言い聞かせること

4.まとめ

1.不登校になった子供の気持ちに120%寄り添うこと

最初に私の失敗経験をお話しします。息子が不登校になったのは小学6年の10月頃からでした。

私立の中学受験を控えていた時期で、息子がなぜ急に不登校になったのか全くわかりませんでした。

前の晩には明日は必ず行くと言っていても当日朝には起きてこない、起きても身体が動かない、頭が痛いなどの理由で学校に行けない日々が続きました。

そんな息子を早く助けたい一心から「なんで学校いけないの?サボりじゃないよね?どうしたら行けるようになると思う?」と私は息子が心を閉ざすような刺激を与えてしまったのです。

子供が不登校になった親がやってはいけないNG行動としては、1)学校に行けない理由の質問・追及、2)質問、3)先回り行動(解決策の提案など)、4)命令(学校に行きなさいなど)、5)注意などが一般に言われています。

なぜ行けないかわからなくて一番苦しんでいるのは子供なのに、原因を探りたいからと質問するのは絶対にやめた方がよく、命令や注意、先回り行動も子供が心を閉ざす逆効果になる可能性が高い。

不登校の子供に対して「なぜ?」は禁句です。パパもママもわかってくれないという気持ちに拍車をかけてしまいます。

不登校の原因で最も多いのは「わからない」ですから、そもそも原因なんか探らない方が賢明です。

大事なのは、子供が話したいと思える、子供が話しかけやすい環境を作ることで、子供の興味関心あることを理解し共感することです。

子供がどんなゲームにはまっているのか、どんなところに魅力を感じてプレイしているのか、どんな時だったらコミュニケーションがとれるかを考え子供に話しかけましょう。

子供の言葉はすべて受け身で聴いてあげましょう。否定せず、正論を言わず、解決もせず、子供の言葉の中にある気持ちに共感しましょう。

子供が興味関心あることに親が共感して、感謝して、子供の自己承認欲求を満たしてあげて、まずは子供の気持ちに120%寄り添うことが大事です。

100%ではなく120%なのは、親といえども顔・姿勢を子供に向けて心と身体でしっかりと全集中して話しを聴く、子供の心の声を聴き本心を引き出す大変さを示しています。

2.親自身がやりたいことをやり楽しく生きること

子供が不登校になると、毎日の学校への報告や子供の生活習慣の管理、将来への不安など、特に母親にとってたくさんの不安と悩みを抱えがちになります。

不登校なのは自分のせいでは?たまにする夫婦の口げんかのせいでは?自分の過去の親子関係のせいでは?と考え過ぎがちです。

まずは親御さんが子供から精神的に自立して、子供の問題を自分の問題と捉えすぎないようにしましょう。子供への依存心を手放し、子供以外のことに関心を向けるのです。

特に母親の自己肯定感は高める必要があります。我が子を産み、育て、子供に最も影響を与えるのは母親の考え方や言葉です。

星渉さんの「神子育て」では「ママが幸せにならなければ、子供は幸せになれない」というセリフが出てきます。

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母親が自分のやりたいことを持ち、なんとかなる・やってみようの精神で、期待せずありのままを自己受容することが大切です。

「子供は子供、私は私」と自分のやりたいこと、好きなことを本心から楽しむことを通じて自己肯定感が高まります。すると子供も自分の好きなことを楽しむようになります。

親が子供をありのままで受容し子供から自立することで、子供に安心感と自己重要感を与えられるようになります。

「子供は親の鏡」です。波動の法則というのがあり、親が好きなことをして楽しそうにして高い波動を出していると、子供も自分の好きなことに没頭し高い波動が伝染していきます。子供の興味あることに耳を傾け、高い波動で接することが大事です。

3.子供の将来は心配ない!と親自身が思い、潜在意識に言い聞かせること

「学校は行かなくていい」「将来はどうにでもなる」と親御さんが本心で思うことが大事です。小・中・高と学校に行かなくても高認で大学受験や就職は可能だし、フリーランスでもいい。

学校に行かない間に自分が得意になったゲーム実況、動画編集、ゲーム制作プログラミングなどやりたいことがはっきりしていたら、大学には行かなくていい。

そのように思いながらも、親が心の片隅で子供の将来への不安・心配を抱えていると、その気持ちが潜在意識を通して子供に伝わることが問題です。子供も将来への不安を感じてしまうからです。

現在は昭和の時代と違う変化のスピードが速く複雑で曖昧な、予測困難なVUCA時代です。一人一人が主人公になる推しと共感がカギとなるユニークさ・個性が求められる時代です。

まずは目標地点を少し遠くに設定する、現在中1なら高校をイメージすることで、その先のポジティブな未来を具体的に子供がイメージすることで自分の考えを持つことができるようになります。

学校に戻ることを目的にしてはいけません。子供が行きたくて行けないなら学校に戻るために一緒に解決していきますが、子供が行きたくないなら学校以外の選択肢を一緒に考えていくことが大事です。

4.まとめ

子供が不登校になった親が最初にやるべきことは以下のとおりです。

1)不登校になった子供の気持ちに120%寄り添うことで、親がやってはいけないNG行動5つ、「なぜ?」は禁句、子供の興味関心あることを理解し心と身体で120%共感すること

2)親自身がやりたいことをやり楽しく生きることで、親が子供から精神的に自立する、親が自分のやりたいこと・好きなことを楽しむ、母親が自己肯定感を高める、子供は親の鏡

3)子供の将来は心配ない!と親自身が思い、潜在意識に言い聞かせること、「学校は行かなくていい」「将来はどうにでもなる」と親御さんが腹をくくる、目標地点を少し遠くに設定する、学校に戻ることを目的にしない

また、不登校のお子さんが家でゲームばかりしているがどう接していくべきかに関しては、「不登校でゲームバカほど将来性あり【Z世代トレンド】」にて解説していますので、そちらをご覧下さい。

このブログが少しでもあなたに気づきを与えられ、お役に立てたなら幸いです。



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